会長挨拶
NPO法人目黒体育協会
会長 會田陽久
協会の活動に多大な貢献をして頂いた前任の藤岡会長が75歳の定年を迎えましたが、諸般の事情で1年の任期延長を経てこの度退任されました。7年間にわたるご尽力に感謝申し上げます。
私は後任者として藤岡前会長の示された方針を継承するとともに、時宜にかなった改良改善を関係各位と協議しながら進めていきたいと思います。基本的な方向は次の通りです。
第一に嘗てわが国でのスポーツ活動は、学校、実業団などが中心的な舞台となってきましたが、地域の対応により更に広い階層へと展開されてきました。目黒体育協会加盟団体は現在43団体となっておりますが、協力してこのような流れを推進する担い手として活動していきたいと存じます。特にスポーツ活動を支える次の世代である小中学生に活躍の場を提供し、成績の向上を目指します。また、高齢者を含めた各年齢階層でスポーツを楽しむ場を提供していきます。
第二に女性の活躍の範囲を広げたいと思います。スポーツ自体、かつては男性の専有物の感がありましたが、前世紀後半から女子スポーツの進展には目を見張るものがあります。例えばオリンピック種目では急速に男子に近づける方向で女子の種目が増えています。競技での女子の活躍を進めるのと同時に、体育協会としても女性が活躍する場が拡大して欲しいと思います。体協では、理事、運営部員という方たちで女性の数が増えていますが、今後もこの傾向を推進していきます。
第三に中央体育館指定管理部門との協力体制を更に充実させていきます。中央体育館は新装され、今年は2020東京オリンピックのテコンドーの練習会場としての役割を果たしました。今後とも区民の皆様にとって使いやすい施設として便益を提供していきます。
また、都民大会に関連して、可能ならば障がい者大会への参加も懸案事項となっていましたが、基本的には参加希望者の有無に依存するので、障がい者の方たちがスポーツを楽しめる環境を拡充するという方向で対応していきます。
末尾となりましたが、藤岡前会長はほぼ会長交代の時期に薬石効なくご逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。
令和3年10月1日
スローガン
「みんなでつくろう体育協会。生きがいと健康の輪」
スポーツを広く区民に普及し
区民の健康増進、体力の向上及び
区民相互の親睦を図る。
令和6年度【基本方針】
1.体育協会組織強化、3部会活動の充実
2.体育祭事業の充実
3.指定管理事業の充実
4.区のスポーツ事業への協力